エアバッグって言ったらゴールドウィングってイメージですけど、ヤマハも出してくれるのかな?
kabusutekka-moraeruzo

ヤマハのバイク用エアバッグの過去の特許

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”鞍乗型エアバッグ装置10は、エアバッグ11と、インフレーター41と、エアバッグ11・インフレーター41を収納保持して車両フレーム2に取り付けられるケース47と、を備える。エアバッグ11は、展開膨張時に、乗員Dの両膝Kの間におけるシート5とケース47との間に、充填されるように膨張する下肢側膨張部24を備える。”
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”シートに着座した乗員の下肢付近の前方側に、折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時に、後方側へ突出するとともに上方側へ展開膨張して、前記乗員の前方側を覆って展開膨張を完了させるエアバッグと、該エアバッグに膨張用ガスを供給可能なインフレーターと、折り畳まれた前記エアバッグ及び前記インフレーターを収納保持して、前記シートに着座した乗員の下肢付近の前方側における車両のフレームに取り付けられるケースと、を備えて構成される鞍乗型車両用エアバッグ装置であって、前記エアバッグが、展開膨張時に、前記乗員の両膝の間における前記シートと前記ケースとの間に、充填されるように膨張する下肢側膨張部を備えることを特徴とする鞍乗型車両用エアバッグ装置。”
以前にこういう特許が公開されていました。出願が2001年で、公開が2003年です。かなり前。
それから十数年経った今、ヤマハの新たなエアバッグの特許が公開されてるよ。

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2016年12月出願のヤマハの新たなエアバッグの特許

”運転者の上半身の保護に加えて、運転者の膝部を速やかに保護することが可能な鞍乗型車両用エアバッグ装置を提供すること。”
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”鞍乗型車両用エアバッグ装置40は、シート23の前方側におけるハンドル11の下方位置に配置された収納部位に収納されたエアバッグ30と、エアバッグ30に膨張用ガスを供給可能なインフレーターと、を備えている。エアバッグ30は、インフレーターと接続され、膨張完了形状で略直方体形状を成して後面64にて運転者Dの上半身を受け止める本体膨張部60と、本体膨張部60の下方に位置し、膨張完了形状で本体膨張部60よりも前後方向の厚みが薄い薄板状を成して運転者Dの膝部KL,KRを受け止める下膨張部83と、を備え、下膨張部83が本体膨張部60よりも先に受け止め可能に展開膨張するように構成されている。”
つまりはエアバッグのメイン部分(60)より先に、ひざ辺りに位置するちょっと小さめのエアバッグ(83)が膨らんで、膝を受け止めるよって事ですね。
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内部構造。60が上半身を受け止める方、83が膝を受け止める方ですね。折りたたんである。
47はレッグシールド(20)のエアバッグが出るところのカバーです。
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膨張した時の図。52はインフレーターです。エアバッグを膨張させるためのガスを出す奴。
75は整流布でして、ガスを60と83の二手に分けるための奴ですね。整流板の布版的な。
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aとかbがついてる部分はガスの通り道です。
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エアバッグの作動した時の膨らみ方の順的な。膝の部分83がめっちゃ早い段階で展開されていますね。

んで、何故に膝が先って感じですけど…
”スクータ等の鞍乗型車両では、運転者の前方で車幅方向に延び、運転者の左右の脚の前方を覆うレッグシールドが設けられており、特にレッグシールドと膝部とが近接した距離にある場合には、衝突の際、速やかに膝前空間において保護用のエアバッグを展開膨張させることが望まれる場合がある。”
確かに膝が結構早い段階で当たるような…正面から衝突した場合は膝→胸の順に車体に当たりそうですね。
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”本発明に係る鞍乗型車両用エアバッグ装置では、本体膨張部の少なくとも後部側の底面が、膨張完了状態で運転者の大腿部の上面に接触するように構成しておくことができる。このようにすることで、運転者の下半身は、膝部を受け止める下膨張部ととともに、大腿部に対して下向きの押圧力を作用させる本体膨張部の底面で拘束される。その結果、運転者の斜め上前方向に回転するローリングの動きを抑制することができる。”
しかもこんな感じで、車体から体が投げ出されにくいって感じです。
太ももあたりから下が押さえつけられて固定されちゃう感じなので、確かにこれだと投げ出されにくそう。
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この2001年の特許と比べて、ガスの量と収納スペースは小型化出来ますし、さらにエアバッグ本体が小型になりましたので、膨張完了までが早くなりますよね。良い事ばかり。

今回の特許、車両はなあに?

”本発明は、スクータ型等の鞍乗型車両に搭載するためのエアバッグ装置に関する。”
ちなみに今回の特許はスクーター向けの特許です。普通のバイクですと足元にスペース無いですしね。
kabusutekka-moraeruzo
こちら比較GIF画像。
今回の特許の図ですが旧型トリシティみたいですね。サスペンションの取り付け位置やマフラーの角度等がちょっと違いますけども。

今後、ヤマハのスクーターにこういうエアバッグが搭載される可能性はありそうですね。そんなにすぐは無いでしょうけども。
図にトリシティが使われていますので、新型トリシティ(噂のトリシティ250とか?)に使われそう?

頻繁に乗る街乗りバイクにこそこういう装備つけてほしいな…でも車両価格が結構上がりそうなので、必然的にゴールドウィングの様な高額モデルにしかついてないんでしょうねー

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