これがこのまま出ることは無いでしょうけど、近いものがあとあと出るのかもですね。
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ヤマハのVMAX系のトライクについてですが、以前に海外メディアさんが特許の図とその特許の出所とかを記事にしてまして、その後ヤングマシンさんが似たような内容の記事を公開してくれてました。
以前の特許が気になる方は上記リンクのヤングマシンさんのページで確認してね。

んで、新たに特許が公開されてましたので、情報まとめたよ。

特許の出所というか、ブルデリやリーンスター等についてなど。

ブルデリの公式ページはこちら

”Our main business is to develop new concepts and products!”
引用元:Brudeli Tech AS
私たちのメインビジネスは新しいコンセプトと製品を開発することです!って書いてあります。
バイク、自動車、大型トラックの(サスペンションやミッション等の)開発や設計等やってる会社みたいです。

んで、このブルデリさんの2017年12月19日のリリースですが…
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引用元:Brudeli Tech AS
こちらプレスリリースの一部です。全文はこちらのページでどうぞ。PDFです。
ブルデリのリーンスタービークル(654Lと625L)の特許をヤマハに売ったよって書いてあります。

リーンスタービークルってなんぞや?って感じですけど…

ブルデリのリーンスタービークル、654Lと625L

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引用元:Brudeli 625L | Brudeli Tech AS
引用元:Rune Baashus Photography
こちらは625Lです。トライクです。1号機で、2005年のEICMAで発表されました。
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引用元:Brudeli 654L | Brudeli Tech AS
引用元:Rune Baashus Photography
こちらは654Lです。2号機で、2008年のインターモトで公開されました。
ベースはKMTの690スーパーモトでして、馬力は63.9PS、車重は238kg、最高速は170km/h。
全長は2,160mm、ホイールベースは1,510mmです。

動画もありまして…

解説とかしてる動画

走行メインの動画

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NIKENと同じくトライクですが、全然仕組みが違うトライクみたい。
確かに、サスペンション周りの仕組みというか見た目が全然違いますね。
ちなみにNIKENについてはこちらの記事でどうぞ。海外では5月17日から予約開始だよ。

ブルデリとヤマハの特許とかの流れ(?)

  • 2005年:ブルデリがリーンスター(625L)を公開
  • 2008年:ブルデリが654L公開
  • 2016年9月:ヤマハがVMAX系トライクの特許を出願
  • 2017年12月:ブルデリがヤマハにリーンスター関連の特許を売却したと発表
  • 2018年4月:ヤマハのVMAX系トライクの特許が公開される
私が調べた限りは上記の通りです。
一部時期がおかしくない?って思いますけど、2016年後半あたりからヤマハとブルデリで交渉してたみたいです。

んで、新たに特許が公開されていまして…

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2018年5月時点のVMAX系トライクの情報

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”地面に対して傾斜可能な車体フレームと、左車輪および右車輪と、左車輪および右車輪を懸架するダブルウィッシュボーン型の懸架装置とを備えた車両において、左車輪と右車輪との間の部分を小型化する。”
こちらの内容の特許が公開されていました。出願は2016年10月で、公開は2018年5月です。

ちなみに前回の特許は
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”車体の傾斜角及び操舵輪の操舵角を大きくできるダブルウィッシュボーン式サスペンションを備える傾斜車両を提供する。”
こんな感じでした。4月の奴ね。

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引用元:カラー&スタイリング:VMAX - バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社
どちらもVMAXがベースの図ですね。
4月と5月で図のフロント周りがちょいちょい違いますが、省略してあるだけかな?

話は戻りまして、今回の特許ですが…
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”左下アーム31Lに接続された第1接続部51と、右下アーム31Rに接続された第2接続部52と、を有するトーションばね部材100を備える。トーションばね部材100は、第1接続部51が左下アーム31Lから受ける力により発生する捩りモーメントを第1モーメントM1とし、第2接続部52が右下アーム31Rから受ける力により発生する捩りモーメントを第2モーメントM2としたときに、第1モーメントM1と第2モーメントM2との方向が異なる場合には捩れ、第1モーメントM1と第2モーメントM2との方向および大きさが同じ場合には捩れずに回転する。”
大体1、5、11枚目の画像に上記の数字が載ってますね。

”車両であって、
  左旋回時に前記車両の左方に傾斜し、右旋回時に前記車両の右方へ傾斜可能な車体フレームと、
  前記車体フレームに対して前記車体フレームの前後方向に延びる第1左軸線周りに上下に揺動可能に支持され、前記車両の左右方向における中央線の左方に配置された左下アームと、前記車体フレームに対して前記車体フレームの前後方向に延びる第2左軸線周りに上下に揺動可能に支持され、前記中央線の左方かつ前記左下アームよりも上方に配置された左上アームと、を有する左支持アーム部と、
  前記車体フレームに対して前記車体フレームの前後方向に延びる第1右軸線周りに上下に揺動可能に支持され、前記中央線の右方に配置された右下アームと、前記車体フレームに対して前記車体フレームの前後方向に延びる第2右軸線周りに上下に揺動可能に支持され、前記中央線の右方かつ前記右下アームよりも上方に配置された右上アームと、を有する右支持アーム部と、
  前記左支持アーム部に支持された左車輪と、
  前記右支持アーム部に支持された右車輪と、
  前記左支持アーム部に接続された第1接続部と、前記右支持アーム部に接続された第2接続部と、を有し、前記第1接続部が前記左支持アーム部から受ける力により発生する捩りモーメントを第1モーメントとし、前記第2接続部が前記右支持アーム部から受ける力により発生する捩りモーメントを第2モーメントとしたときに、前記第1モーメントと前記第2モーメントとの方向が異なる場合には捩れ、前記第1モーメントと前記第2モーメントとの方向および大きさが同じ場合には捩れずに回転する、トーションばね部材と、を備え、
  前記左支持アーム部が前記車体フレームの上下方向における上方へ揺動し、かつ、前記右支持アーム部が前記車体フレームの上下方向の下方へ揺動したときに、前記第1モーメントの方向と前記第2モーメントの方向とは同じとなり、
  前記左支持アーム部が前記車体フレームの上下方向における下方へ揺動し、かつ、前記右支持アーム部が前記車体フレームの上下方向の上方へ揺動したときに、前記第1モーメントの方向と前記第2モーメントの方向とは同じとなり、
  前記左支持アーム部が前記車体フレームの上下方向における上方へ揺動し、かつ、前記右支持アーム部が前記車体フレームの上下方向における上方へ揺動したときに、前記第1モーメントの方向と前記第2モーメントの方向とは異なり、
  前記左支持アーム部が前記車体フレームの上下方向における下方へ揺動し、かつ、前記右支持アーム部が前記車体フレームの上下方向における下方へ揺動したときに、前記第1モーメントの方向と前記第2モーメントの方向とは異なるように構成されている、車両。”

上記は図の一部と説明の一部ですが…私にはよくわかりません。

とにかく、前回と同じくダブルウィッシュボーン式サスペンションのVMAX系トライク関連の特許であることは間違いないですね。

図を見てて思ったのですが、細かいところまでしっかりと描いてありますよね。
フロントから後ろがVMAXのままですので、流石に市販モデルじゃないんでしょうけど、実際に試作車は作ってる感ありますよね


ちなみにこちらはヤマハの4輪バイクの研究開発車両のORT2です。コンセプトモデルのテッセラクトがベースですって。
今回のVMAX系トライクも、こういう感じの作ってるんでしょうね。

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引用元:第40回東京モーターショー - イベント | ヤマハ発動機株式会社
ちなみにテッセラクトはこちら。4輪のカッチョイイバイクちゃん。当時大人気でしたよね。

この特許使ったバイクの市販モデルはどうなん?

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この図見てて思ったのですが…
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引用元:MWC-4 | 東京モーターショー2017 - イベント | ヤマハ発動機株式会社
東京モーターショー2017のMWC-4にフロント似てますよね。
ヤングマシンさんにはMWC-4とVMAX系トライクのフロントは同じ仕組みだろうって記載がありますし。

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引用元:2017年12月期本決算説明会
それに、コンセプトモデル(MWC-4)つくってますし、ブルデリからリーンスターの特許買ってますし、LMW系でまだ他にモデル出しそうな雰囲気(ヤマハの決算説明会)ありますので、もしかしたら今回の特許を使った新たなLMW系の車両が市販されるのかもですね。
ブルデリの特許、結構な高額だったでしょうから製品化しないともったいない気がする。

そういえばヤマハって昔から4輪車というか、自動車に熱心ですよね。MWC-4やテッセラクト含め…
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引用元:MOTIV | 東京モーターショー2013 - イベント | ヤマハ発動機株式会社
2013年のMOTIV
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引用元:SPORTS RIDE CONCEPT|東京モーターショー2015 - イベント | ヤマハ発動機株式会社
2015年のSPORTS RIDE CONCEPT
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引用元:CROSS HUB CONCEPT - Yamaha Motor Design | ヤマハ発動機株式会社
2017年のCROSS HUB CONCEPT等。
上記画像のモデルは普通の自動車というか、LMWは関係ないですけども、ヤマハって最近2輪以外にも興味ありあり。
バイクではトリシティやNIKEN等の3輪ありますし、4輪のバイクを出したり、違う仕組みのLMW車両(今回のVMAXトライク)が市販されても全然不思議じゃないというか。

大体そんな感じです。
最初は市販モデル関係ないやろー思ってあまり気にしてなかったのですが、近しいものは市販されそうな気がしてきました。
ですので、今後もチェックしておきますね。

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